2015年1月19日月曜日

自動運転はどこでもドアである


すげー、突然ですが、自動車の話をしますよ。

このまえ友達とそういう話になったんです。


自動運転って最近盛んじゃないですか。
ほら、勝手に運転してくれるらしい夢の乗り物を、Googleとかが研究しちゃってるらしいじゃないですか。
もう、サービスも開始まじかだとか。



で、このまえ、友達が

「自動運転って、あれ、ようするにどこでもドアなんじゃない?」


っていってたんです。

最初、バカな。って思うでしょうけど、まあ、ちょっときいてください。

つまり、彼がいうには、自動運転になると、移動を意識しなくてよくなる。だって寝てるうちに目的地に着いちゃうから。
ということは、逆に考えれば、目的地がやってくるってことなんじゃないの、ってことなんです。

だって移動を意識しないから。

そこで、どこでもドアは違うだろって思うのはわかりますが、
まあ、ちょっとだけ我慢して聞いてみてください。
自動運転でどういう世界が始まるのか?ちょっと考えてみましょうか。

すぐできるだろうサービスで具体的に言うと、
「移動別荘サービス」 とかはすぐできるでしょうね。

僕が、明日は海にいきたいな、崖の下が海みたいなところに泊まってみようかなと思いたちました。
旅行会社に電話すると、タイヤがついてる別荘が夜に家までやってくるんです。
で、それに乗ってベッドで寝る。
朝起きてドアを開けると崖の下が海の素敵なところになってるんです。
つまり、時間はかかるけど、
寝て起きたらドアを開ければ違うところにでれる。

ほら、遅刻しそうなときに家のドアを開けたら、目の前が会社だったらいいのに、っていみでどこでもドアほしいなーっていうじゃないですか。
あれとほぼ同じことごできるわけですよ。もちろん、前日、目的地を入れとけばですが。
でも、目的地がやってくる、っていのはそういうことなんです。

なんなら、ホテルのベッドルームがやってきて、夜寝て朝起きると、軽井沢のホテルに連結されている。ドアを開けてそのまま朝食ルームにいける。
もっというなら、自分の寝室がそのまま動くといい。そうすれば寝室にある服なんかもそのままもってけるから、手ぶらでそのまま旅行にいけるんです。家ごと。

やることは前日に目覚ましをかけると同時に行き先をセットするだけ。

そうすると住む場所なんて意味もなくなってくる
今だってトレーラー暮らしの人が海外にはいるそうですが。そんなに快適な暮らしじゃないそうですが、でもそれが勝手に移動してくれるんなら、そっちのがいいんじゃないかって人はでてくると思うんですよね。
そしたらどんどん道が広くなって本当に家サイズが走れる道路になったりして、揺れもなく快適に進むようになったりして、
だから、僕なんかはオリンピック会場とか災害に強い夢の街とか作ってる場合じゃなく、道広くすべきなんじゃないかと思うんです。
それでみんなの家が固定せずに勝手気儘に動き回ってる世界にならないかなと思うんですよ。
そうなるといろんな価値観が変わるでしょう?
たとえば、土地なんて誰が欲しいと思います?
好きな場所に住めるし、行けるのに。


そもそも、目的地がきてくれるんだから、駅前の一等地なんてなんの意味もないでしょう?

移動の概念がかわると、土地の概念が変わる。
そしたら時間の概念だって変わると思うんですよ。

その先になにがあるのか、僕にはまだ想像できないけど、、そんな途方もない時代がきつつある。


あー、早くそんな世界がみてみてえ!

そんな映画を作ったらそんな世界が早くこないかな。


なにはともあれ、「獅子として生きる」宜しくお願い致します。
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