最近仕事の合間に日本語版のCinefexを読んでいます。
せっかく手元にあるし。
そしてけっこう面白い。昔は、はあ、でも日本だと違いすぎて雲の上の話だなあと思ってたけど。
ちょっとは近づいてきたんでしょうか。
最近読んだ25号は内容はタンタン・ジョンカーター・ミッションインポッシブルの3点セット
ジョンカーターは撮影時の湿度の話が面白かったです。
からっからに乾いた土地で撮影したら遠くまでくっきりぼけずに撮影できて、いやっほい!これがリアル火星じゃー!!とみんなが大喜び(火星は大気がうすいらしいです)。
喜び勇んで、ロンドンでコンポしたところ、霧の多いロンドンっ子はこんなのリアルじゃないとボケを入れたりかすみがかったふうにしたりしてしまうという。
撮影に行った人たちが、そうじゃないんだ!この遠くまでみえるのが、あそこじゃリアルなんだよと伝えるのが大変だったという話。
リアルってやっぱりいつもみてる風景で違うんですね。
ちなみにジョンカーターで使用したFluidシュミレーションは
Plumeというそうです。
NVIDEAのQUDAを使用したILMの自社流体シュミレーション+レンダラーのようです。
GPUベースなのでたぶん無茶早なんだろうな。
Nvideaのサイト↓参照
http://www.nvidia.co.jp/object/the-last-airbender-jp.html
タンタンは、キャメロンとスピルバーグの演出の仕方の違いの話が面白かったなあ。
TinTinを撮影したパフォーマンスキャプチャースタジオ
http://www.giantstudios.com/
ILMはミッションインポッシブルの立体駐車場のシーンでArnoldを試したそうです。
アメリカの大手プロダクションもレイトレーサーにつっこみつつあるみたいですね。
昔からVrayを使ってたわれわれにはちょっと不思議な話に聞こえるけど。あれ?追いかけてたと思ったら、急に接近して、そして通り過ぎていったみたいな?
シーグラフ2012でのArnoldのブース
国内ではMarzaさんが使用しているらしいです。
CGworldの記事
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