名作「大脱走」のアードマン風パロディ。
SNNの目標クオリティをどこにするか、いろいろと迷っていて資料を探しています。
その一環として、最近、アードマン作品をみています。
Aardman Studioは天才クレイアニメーター・ニックパークの所属する、イギリスのクレイアニメのスタジオです。
学生のころに作成を開始した、「ウォレスとグルミット」シリーズで頭角を現した彼は、作る作品作品オスカーをとりまくってます。
もともと、僕はアードマンの作品の顔がいけすかなかったので、ほとんどみたことがなかったのですが、ほんと後悔しました。
すげー面白い。。。
ちくしょー、この天才め・・・。
大脱走が好きな人はぜひみてください!あの名シーンがみごとにパロディになっています。
そして、あのAardman特有のむかつく顔もだんだんかわいくみえてくるのが不思議です。
やはりアニメーターの作るキャラクターは、動くと途端にかわいくなりますね。
PIXARなんかも、毎回、ポスターなんかのキャラクターをみると、おもしろくなさそうなかんじがしますが、実際みてみると、めちゃめちゃかわいいです。
対して、日本のキャラクターは止まった絵が一番よく見えるかんじがします。
2Dのイラストが先にあるかんじがして、動いても、それほどかわいくないのが対照的です。
PIXARやAardmanの世界的成功をみると、3Dの作品はやはり動いてかわいいのがいいきがしますが、これは僕がアニメーターだからのひいきめなんでしょうか。
そして、キャラクターが実に実に個性的です。例えば、今回出てくるロッキーというキャラは、まさにヤンキー!なんで鳥なのにアメリカ人にみえるのかはほんとに不思議です・・・
スティーブも動いてかわいくなるとよいなあと、チキンランはいい参考にさせていただきました。
動きのほかに、すごいなぁ、と思ったのが音楽の使い方とライティングです。
実に素晴らしいです。
どうすればああいうのができるのか、もうさっぱりわかりません。
うう、やっぱりどうすればいいかさっぱりわからんくなってきた・・・
P.S.
Aardmanはニックパークが作ったとかいていましたが、違いました。
チキンランのメイキングによると、チキンランの共同監督のピーターロードとデイビッド・スプロクストンが16歳(!)のときに作ったスタジオだそうです。
ちなみにニックパークは17歳のときにつくった作品がBBCで放送されています。
この天才どもめ・・・
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